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石膏ボードのリサイクル技術 第20回GSC環境大臣賞受賞

公益社団法人新化学技術推進協会グリーン・サスティナブルケミストリーネットワーク会議が選ぶ第20回グリーン・サスティナブルケミストリー賞(GSC賞)の環境大臣賞に、株式会社トクヤマ・チヨダジプサム(本社:三重県三重郡川越町、社長:葛原 定幸、以下TCG)と、その親会社である株式会社トクヤマ(東京本部:東京都千代田区、社長:横田 浩)との「石膏ボードのリサイクル技術の開発」が選定され、共同受賞しましたので、お知らせいたします。

本技術は、「ボードtoボードの完全リサイクル」を世界で初めて実現したもので、廃石膏粉の大型結晶化技術と連続運転プロセスの開発により、再生石膏100%の石膏ボードの製造を可能とした画期的なものです。当社グループは、2013年よりTCGの本社工場でリサイクル事業を開始、2016年に千葉県に関東工場を新設し、2019年度には両工場合計で年間8万トンの処理を達成しました。TCGで再生された石膏は、チヨダウーテ株式会社(本社:三重県三重郡川越町、社長:平田 芳久)において、石膏ボードの原料として使用されています。

GSC賞は、人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学の推進に貢献する優れた業績を掲げた個人や団体を表彰するものです。本技術は、空隙が多いためにスラリー化が難しいとされていた廃石膏粉の課題を、研究開発により解決し、連続運転プロセスも確立、事業として成立させたことにより、総合的な環境負荷低減に著しく貢献した業績として、高く評価されました。

住宅の壁や天井等の断熱材として広く普及している石膏ボードは、リフォームや解体により廃棄量が年々増加しています。当社グループは本受賞を誇りとし、このリサイクル事業を通じて、循環型社会の構築に貢献してまいります。

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